【千葉県立農業大学校】横芝光町のネギ農家へ研修前の挨拶に伺いました

農業大学校の研修も10月から後半戦が始まります。

私は現在研修をさせてもらっている柏のネギ農家に加え、新たに横芝光町の大規模ネギ農家を紹介してもらい研修をすることにしました。

横芝光町を初めとする山武地域(九十九里の海岸沿い)は、千葉県内屈指のネギの産地です。最近では『プレミアム夏ネギ』と銘打ってブランド化も進めており、地域ぐるみでネギを作って成功を収めている優良なネギの産地です。県内でも特にネギの生産に力を入れている産地ですので、一度は見ておきたいと思っていました。

また、農家によってやり方は様々ですので、柏の農家とは違った面が見れると思います。学生のうちにたくさんの農家の中身を見ておけば今後の就農に役立つと考えています。

さて、今日は、まず挨拶ということで、学校の先生と2人で横芝光町の農家を訪ねました。

12時にアポを取っていたのですが、あろうことか先生が道に迷って約束の時間を過ぎてしまいました(汗)

畑で作業しているおじさんや民家のおばあちゃんに研修先の農家の家を聞いてみたのですが、結局わからず30分くらい彷徨った結果わからず、結局農家に迎えにきてもらいました。いきなり失礼なことをしてしまいました(まぁぶっちゃけ先生の所為ですけどね)。

さて、挨拶ということで色々とお話を伺ってみると、なんと農家(御年75歳)が4haの畑をパートを雇いながら1人で経営しているようです。驚きです。

長男が若くして他界し、奥様も亡くなられていて1人で農業をされているようです。かなり苦労されていそうです。しかしながら、新しい作業場を建てたり機械を揃えていたりと75歳であってもやる気は高いようで、すごいものだと感心しました。

この農家は約4haの面積で秋冬ネギと夏ネギを栽培しているそうです。ブランド品として東京のスーパー向けに出荷をしているため、品質規格がとても厳しいのだそうです。このため栽培や調製出荷作業の手間がとても大きいのだそうです。

11月下旬から秋冬ネギの出荷が始まるので、10月から秋冬ネギの出荷まで研修をさせてもらうことになりました。本格的なネギの産地での研修ということで非常に楽しみです。

片道2時間以上と非常に遠い場所にはなりますが、足を運んで実際に体験することにより、一つでも多くのことを学べればと思います。