【千葉県立農業大学校】台風24号によりネギに大きな被害が・・・

9月29日から30日にかけて日本列島を通過した台風24号は、ネギにも大きな被害をもたらしています。

出荷を目前としたネギが強風でなぎ倒され、ネギの白い部分が折れたり曲がったりしてしまいました。


(強風で倒されたネギ畑)


(折れたり曲がったりしてしまったネギ)


(折れてしまったネギ)

特に折れてしまったネギは商品価値が無くなってしまいます。手をかけて育てた作物が理不尽な災害でダメになってしまうのは農家の宿命ですが辛いですね。

また、純粋な被害に加えて余計な手間がかかるようになってしまいます。

まず、ネギが倒れていると収穫機が使用できません。なので、一本一本手作業で抜いて収穫しなければなりません。また、調製作業においてもネギが傷ついているため皮がむき辛かったりロスが発生してしまいます。

純粋な作物の被害だけではなく、その後の作業計画にも大きな影響を及ぼしてしまいます。これから後始末で忙しくなりそうです。

今回の台風で自然災害の恐ろしさを改めて実感しました。天候はどうしようもないことなので、なんとかうまく付き合っていくしかないのでしょうね。それにしても理不尽です。