【千葉県立農業大学校】テントウムシが畑に遊びにきています

露地圃場で栽培しているクウシンサイの葉にテントウムシがいました。

背中の水玉模様がかわいらしいですね。

テントウムシは、作物にとって害虫であるアブラムシを食べて駆除してくれるありがたい虫です。見た目がかわいいだけでなく、害虫防除のお手伝いもしてくれる良い虫なので、どんどん遊びにきてもらいたいですね。

近代農業たる現在では病害虫防除には農薬を使用しますが、戦前の農業ではテントウムシなどの害虫の天敵を利用して害虫駆除をしていました。昔のテントウムシは、今よりももっとありがたい存在だったのかもしれませんね。

ただ、無農薬栽培を行っている農家にとっては今でも大事な存在です。

農業大学校でもテントウムシの羽をノリでくっつけて飛べなくしたテントウムシを畑に放して、病害虫防除に利用する技術を開発しているそうです。テントロールという商品名で2018年1月から販売しているそうです。興味がある人は千葉県のホームページで紹介されていますので、確認してみるとよいでしょう。

千葉県 「飛翔制御したナミテントウ」の販売及び昆虫類と微生物を組み合わせた害虫防除技術の開発について(外部サイト)

朝からかわいいテントウムシが見れて少し癒された今日この頃でした。