【千葉県立農業大学校】露地圃場のベッド造りとマルチ張りを行いました

最近は雨が多く自分の露地圃場がほったらかしだったのですが、ようやく天気も良くなってきたので、今日はベッドを造りマルチ張りを行いました。

まず、化成肥料をまきます。雑草はあまり生えていなかったので、このまま肥料をまいて耕うんすることにしました。

今回使用した化成肥料は、窒素・りん酸・加里が8%ずつ含まれている肥料です。いわゆる8-8-8と呼ばれるものです。

   
(今回使用した化成肥料です)

この化成肥料を肥料まき用の容器に入れて手でまきます。


(肥料まき用の容器です)

肥料をまく際には、肥料が偏らないよう均等にまく必要があります。手だと感覚頼りになってしまうところがあるので難しいですね。

素人なりに均等になるようにまいてみました。


(肥料をまいた後の畑・白っぽく見えるものが化成肥料です)

次に畑を耕うんします。学校には乗用トラクタと歩行型トラクタがあります。他の研修生は歩行型トラクタを使用しているのですが、私は農機メーカーに勤務しており大型特殊免許を持っていますので、乗用トラクタを運転することができます。

という訳で学校の乗用トラクタを使って畑を耕うんすることにしました。


(学校の25馬力トラクタです)

う~ん、赤色のトラクタですね。私の勤めていた会社のライバルメーカーの製品でした。元従業員としては少し悔しい気持ちです。先生に買い替えをお願いしなくてはなりません。

さて、早速耕うん開始です。研修圃場は2a(200㎡)しかないので乗用トラクタを使うと一瞬で終わってしまいました。


(耕うん後の畑)

これくらいの広さだったら歩行型トラクタでもよかったような気がします。乗用トラクタを使ったら耕うんの時間より洗車の時間の方がかかりました(笑)

作業規模に見合った機械・設備を使うことも大切ですね。

さて、耕うんした後はクワでベッドを造ります。

ベッド造りとマルチ張りは同じ研修生のリョウスケくんが手伝ってくれました。リョウスケくんは農家で働いていたこともあったそうで農業技術・知識が豊富です。

研修早々仲良くなったので、色々とアドバイスをしてくれて助かっています。

今回もわざわざ作業を手伝ってくれました。作業は2人でやると早いですね。1時間足らずでベッド造りとマルチ張りが終わってしまいました。


(完成したベッドとマルチ)

もう1列マルチを張りたいので、次は自分1人で造っていきたいと思います。

これから育苗した苗の定植も始まるので忙しくなりそうです。暑くなってきましたが、熱中症に気を付けながら頑張っていきたいと思います。