夏ネギの収穫が始まりました。
トラクタのアタッチメントの振動掘取機を使って土を崩した後、手で収穫していきます。
ネギ自体の出来についてですが、太さ・長さともにかなり良いものが出来ているのですが、軟腐病が激発していてかなり悲惨な状況になっています。4分の1くらいは軟腐でダメになってしまっているので廃棄しています。
原因は防除が不十分だったことと、畝間が冠水してネギに負荷がかかっていたこと等が考えられます。
特に致命的だったのはオリゼメートを入れ損ねたことでしょう。スターナ等の液剤だけでは対策が不十分でした。初めての作型とはいえ大失敗です。
これから8月一杯でこのネギを出していこうと思っていますが、これ以上軟腐病が拡大しないことを願ってカッパーシンとスターナを薬散しました。
スターナは収穫7日前、カッパーシンは収穫14日前の使用なので、収穫時期を計算して使い分けをしました。
今更ですが少しでも軟腐病の拡大が防げればと思います。
ネギの太さ・長さはなかなか良かったので、病気が発生してしまいとても残念です。
(収穫した健全なネギ)
次回は軟腐対策を徹底しようと心に誓いました。