【千葉県立農業大学校】トウガラシの種採りと施設野菜の実習、草刈りを行いました

トウガラシの種採り・播種と、先日ハウスに定植したナス・ピーマンの支柱立て・トマトの芽かき、刈払機を使っての研修農場の草刈りをしました。

トウガラシは、昨年育てたトウガラシの実を学校から渡されて、「来年の種を採りたいからしっかりやってくれ」と言われているので責任重大です。

トウガラシの種採り・播種

昨年収穫したトウガラシの実を手で切って中に入っている種を取り出します。

取り出した種はセルポットに播種します。1つのセルに2粒~3粒を播種してみました。

播種自体は無事に終わったのですが、作業が終わって一息ついていると、鼻がムズムズしてきたので、何気なく鼻を指で触りました。

すると、私の鼻に激烈な痛みが襲ってきました。

「鼻が痛てえっ!!!」

どうやらトウガラシを触った手で鼻の粘膜に触れてしまったようで、鼻がメチャクチャ痛くなり、涙が出てきました。ただのアホですね・・・。

この手で目を触ったらやばいなとは思っていたのですが、鼻はノーマークでした。トウガラシを触った際には注意が必要だと身を持って理解しました。

ナス・ピーマンの支柱立て・トマトの芽かき

先日、ハウスに定植したナスとピーマンに支柱を立てました。

植物の芽(成長点)を1つ伸ばして栽培することを『1本仕立て』と呼ぶそうです。今回は、芽(成長点)を2つ伸ばして栽培するので『2本仕立て』となります。

ナス・ピーマンの苗の両脇に1本ずつ計2本の支柱を立て、芽をそこに伸ばして栽培していくそうです。

立てた支柱は、ハウスと支柱同士をヒモで連結して固定します。


(支柱設置後のナスとピーマン)

通常であれば、定植の際にまとめて支柱を立てる作業をすることが多いそうですが、研修時間の関係で別の日での作業となりました。自分でやるときは、定植と支柱立てをまとめてやろうと思います。

また、この後トマトの芽かきをやりました。

トマトの芽かきとは、トマトの芽(成長点)が一本の苗から複数出てくるのですが、この芽を1番上の1本だけを残して取る作業です。

今回栽培するトマトは、『1本仕立て』となるため、芽を1本だけ残して栽培するということです。

芽かきの作業も単純ではなく、いかに苗を傷付けずに芽を取るかが重要になるそうです。私も実習でやってみましたが、太い芽は綺麗に取るのが難しく、苦戦しました。

与えられた研修圃場で自分でもトマトを栽培してみようと思うので、うまく芽かきができるように修行したいと思います。

刈払機による草刈り

刈払機を使って草刈りをやりました。


(刈払機です)

刈払機の使用のコツは、刈払機を小刻みに動かすと効率よく草を刈れると教わりました。

刈払機は、安全研修では何度か使ったことがあるのですが、実際の草刈りでは使ったことがなかったので、思ったより大変だと感じました。


(草刈後の研修農場)

1時間くらい作業をしていたのですが、終わった後、振動で手が少し痺れていました。

安全教育でも説明を受けましたが、刈払機を使用する際には、こまめに休憩をとらないと危険なので、実際に自分でやる際には休憩しながらやりたいと思います。

コメント

  1. じゅんちゃんファーム より:

    収穫したお野菜は、販売されるのですか?それとも仲間とわけるんですか?

    • 後藤 貴一 より:

      大学校の直売所で販売しますが、自分が食べる分くらいは持って帰れますよ!