坊主不知の出荷が終わり、梅雨の時期がやってきました。
この時期になると問題になってくるのは雑草です。一雨来るごとに、とてつもない勢いで草が伸びてきます。この時期の除草作業はどの農家でも大きな課題となっていることでしょう。
さて、私は現在、夏ネギと秋冬ネギを定植していますので、この畑の除草が必要となります。
ネギは株元に生えてくる雑草の処理が悩みの種です。除草剤はネギにかかるリスクがあるので使いづらいですし、かといって手作業で除草するには時間がかかります。発芽抑制剤を使用する方法もありますが、どれも一長一短です。私が昨年研修に行ったネギ農家でも研修先によって手法が異なっており、除草剤を撒く農家もいれば、草なぎを使って手作業で草を取る農家、発芽抑制剤を使用する農家もいて対応が様々でした。
私のネギは2反くらいしか面積がないので、この程度の狭い面積なら手作業でいけるだろうと考え、今回は手作業で除草することにしました。
(除草の様子)
1日にやってみて気付いたのですが、とても時間がかかります。しかも肩と腰が痛くなってきます。結構大変ですよこの作業は。
横芝光町の研修先ネギ農家で草を手取りしていたときには、ここまで辛く感じなかったので、意外でした。しかし、よくよく考えてみると、向こうは砂地で草の勢いも強くなく、土もやわらかいので疲労感が少なかったのだと思いました。私の畑は草の勢いが激しく、土もガチガチに固いので想像以上に疲労感があるようです。
とりあえず何とか丸一日かけて除草作業を行いました。
一応きれいにはなったのですが、数日後にまた草だらけになると考えるとやる気が無くなってきますね。今後、作付面積を拡大していくにあたって、いつまでも手取りで除草はできないと思うので、早く自分の除草スタイルを模索していきたいと思います。