最近、子育てに田植えに慌ただしい日々を送っていますが、合間をぬって坊主不知ねぎの植え替えを行いました。
この坊主不知ねぎは、分けつ性のねぎで株分けして数を増やしていきます。
毎年この時期になると来年の春に収穫する分のねぎを株分けして植え替えするのですが、この坊主不知ねぎの最大の欠点のは、この植え替えにあります。
植え替えをすることにより、ねぎにとって一番恐ろしい病気である黒腐菌核病を別の畑に運んでしまうため、色々な畑に黒腐菌核病が伝播してしまいます。
このため、少しでも病気の蔓延を防ぐため、黒腐菌核病に感染しているねぎを株分けの際に選別して廃棄します。
すべての発病しているねぎを肥料袋に入れて集めるのですが、かなりの袋数ができます。世にも恐ろしい黒菌爆弾の完成です。
(黒菌爆弾!)
この集めた黒菌爆弾を嫌いなねぎ農家の畑に粉々に砕いて畑にばら撒いたら・・・なんてことはせずに適正に処理をしました(笑)
私の周りの農家は良い方ばかりなので、そのようなことは絶対にできませんね。