ひかりネギで有名な千葉県横芝光町へプレミアム夏ネギ(初夏ネギのトンネル栽培)の見学をしてきました。
この横芝光町で生産されているひかりネギは品質に定評があり、量の岩井、品質の横芝光と呼ばれることもあるそうです。
今年は私もネギのトンネル栽培に初めて取り組んでいますが、手探りの状況のため、本場の技術を見て勉強させてもらおうと考えました。
今回、横芝光町で生産されている初夏ネギ(4、5月出荷)のトンネル栽培を見せていただきましたが、かなりネギが大きくなっていて驚きました。
話を聞くと11月21日に定植し、12月中旬にトンネルを張ったそうで、12月末に定植した私の夏ネギとは生育のスピードが段違いでした。1か月タイミングがズレただけでこんなにも生育が違うものなのですね。
今年は暖冬の影響で特に生育が早く、トンネルの天井にネギの葉が付きそうになっています。天井に葉が当たると葉が焼けてしまうので、これからビニールに切り込みを入れて葉を外に伸ばすそうです。
こうしてうまくいけば、通常であれば抽苔の関係でネギが品薄になる4月下旬~5月に高値で出荷ができるということです。5kg箱で3,000~4,000円の値が付くということで夢のある作型ですね。
ただ、高い時期に出すためには抽苔のリスクを負うことになります。
まだまだ技術が未熟な私は急がず焦らずで、6月出荷を目標にトンネル栽培をしていきたいと思っています。
来年は5月出しを狙ってみたいものですね。