無念です・・・
台風が過ぎ去って、早速早朝に畑の様子を見にいくと、畑へと続く土手の道が通行止めになっていました。
(通行止めの道)
これが何を意味しているかというと、それは遊水地の宿命である川の水の放流が決定したことを意味しています。この土手の反対側にはこれから水没します。
つまり、この先にある川沿いの畑は数時間後にはすべて水没することが確定してしまいました。
とりあえず車では侵入できなかったため、自転車で橋の上から様子を見にいくことにしました。
橋の上から利根川を見てみると、とんでもない水位になっていました。土手スレスレのところまで水が来ています。
(利根川の様子)
この土手を挟んで反対側すぐのところに私のネギ畑があります。
ネギ畑を確認したところ、特に大きな被害はなく、大雨で心配していた湿害も明渠がしっかり機能していたため、問題なさそうでした。春ネギが強風で倒れてしまっていましたが、こちらはまだ細いので問題なさそうです。
(私のネギ畑です)
せっかく台風の大雨と強風に耐えたのに、上流からの川の水ですべて水の泡です。
特に春ネギについては、次は絶対に失敗しないぞ!という気持ちですべての工程において全力をつくして栽培していたネギです。最近生育がとてもよくなってきていて、これから楽しみだったのですが、このようなことになってしまい涙が出てきそうです。まるで自分の子供のように育てていたネギなので心が痛いです。
もうどうしようもないので、落ち着いたらネギのお墓を立ててあげようと思います。
最後に他にも今回の台風で大きな被害が出てしまった方がたくさんいると思います。
復旧には時間を要すると思いますので、慌てず安全第一で作業をするようにしてください。
台風に負けず、この難局を乗り切っていきましょう!