今日は 国の補助金である『農業次世代人材投資事業(準備型)』の申請と面接がありました。
これは新規就農者の就農前研修中の資金補助を行う制度で、一定の要件を満たした研修を1年以上行うと年間150万円を受給することができます。(補助金の詳細は新規就農者への補助金制度『農業次世代人材投資事業』についてで紹介しています)
農業大学校での研修も補助金の対象となりますので、今回申請書類を揃えて提出し、千葉県の担当職員との面接を行いました。面接および申請書類が承認されれば補助金の交付が決まります。
さて、面接についてですが、県の職員と4対1での面接でした。まず、就農の理由について聞かれ、私は「父の年齢が60過ぎで農業を教えてもらいながら事業継承するタイミングは今しかないと思い決断しました。実家の農業を絶やさないため。」とまぁ親元就農者のありきたりな理由を説明しました。
特に深いツッコミもなかったので、質問に大して深い理由はないようです。
次に研修内容について確認がありました。
これは目標とする経営と研修の内容が合致しているかどうかの確認のようでした。私の場合は、ネギの大規模栽培を目標としていますので、地元の大規模ネギ農家で研修をしていますと話をしたらあっさり納得してもらえました。
面接の最後には、補助金の制度に対する説明や注意点があっただけで、私の面接はすんなりと終わりました。
あとは結果待ちですが、おそらく9割9分承認されるでしょう。元々落ちることはほとんどない補助金ですので。
ただ、他の研修生で珍しい野菜や特殊な栽培方法を行おうと計画している研修生に対しては県の職員が厳しい話をすることがあったようです。計画が甘かった一部の研修生については、面接で落ちていましたので、最低限のビジョンと研修計画は必要だと思います。
補助金を受け取ったら2年間は農業を続けないと返還しなければならないため、受給にはある程度のリスクが伴います。県の職員もそのリスクについて理解をしていないと承認を出してくれないでしょう。補助金の利用にあたっては注意が必要ですね。
とりあえず果報を待ちましょう。