【千葉県立農業大学校】トマトにコナジラミが発生中

研修ではハウスは1棟を2人で使っているのですが、相方の研修生から「どうもコナジラミがいるみたいだ」と言われました。

ハウスではトマトを栽培しているのですが、今まで病害虫の発生はなかったので「ついに来たか!」と思い、早速確認しに行きました。


(ハウスで栽培しているトマト)

う~ん、パッと見た感じでは特に異常は無さそうです。

しかし、相方曰くコナジラミは成長点近くの葉の裏に潜んでいるので、表面を見ただけではわかりにくいとのことです。

その証拠に相方が成長点付近の葉を手で揺らしてみると、真っ白な細かい綿毛みたいなものが飛んでいました。初めて目視したのですが、これがコナジラミだそうです。

コナジラミ自体はあまり害はないようですが、フンが悪さをするそうなので、相方と相談して農薬による防除を行うことにしました。今回は先生のアドバイスにより、モスピランという殺虫剤を使用することにします。

農薬防除といってもトマトの株は20本程度しかないので、動力噴霧器を使うまでもなさそうです。今回は、手動の農薬噴霧器を使用することにしました。

これが手動の農薬噴霧器です。

手動でポンプを押して、その圧力で農薬を霧状にして散布します。農薬をトマトにかけていると、次々とコナジラミが飛散していました。殺虫剤を嫌って飛んでいたようです。

少ない株数だったので、あっという間に散布が終わりました。これから数日間様子を見て、キチンと駆除できているかどうか確認していきたいと思います。駆除できていなければ再度散布です。

なお、トマトですが、かなり実が大きくなってきており、もうすぐ収穫ができそうです。7段目に花が付けば収穫時と言われていますが、今5段まで花が付いているので、あと一息です。

収穫が楽しみです。

コメント

  1. じゅんちゃんファーム より:

    凄いです。
    いい形ですね(・∀・)
    楽しみですね!

    • 後藤 貴一 より:

      早く食べてみたいですね。トマトは4段目くらいが美味しいと言われていますので、成長が待ち遠しいです。