【千葉県立農業大学校】ネギの土寄せ(1回目)を行いました

先日定植したネギが順調に成長していますので、1回目の土寄せを行いました。


(成長したネギの様子)

ネギは成長していく過程で5回程度土寄せを行う必要があります。土で埋めた部分が白身となりますので、この白身を作るために青い部分が伸びてきたら土寄せを行います。

1回目の土寄せは、溝を3分の1程度埋め戻しして行います。鍬を使って溝を埋めていきます。

なお、この時にネギの葉が枝分かれしている部分が土に埋まらないようにしなければなりません。ネギはこの部分で呼吸をしているため、ここが土に埋まってしまうと生育が止まったり、病気になってしまう恐れがあります。

それでは作業開始です。


(土寄せ作業の様子)

鍬で土を埋めていきます。ただ土を崩して埋めていくだけなので楽勝な作業ですね。・・・と考えていたのが甘かったです。

半分くらい終えた後にネギを確認してみると、土の寄せ過ぎでネギの葉の枝分かれ部分が埋まっていました。このままでは生育に悪影響が出てしまいます。

結局この後、鍬で土を掘り返して埋戻しを減らす作業を行いました。二度手間です。正直こっちの作業の方が疲れました。

なかなかスムーズにいきませんでしたが、とりあえずネギの土寄せが完了しました。


(土寄せ後のネギ)

土寄せ作業は、しっかり土の量を気にしながらやらなければなりませんね。次の土寄せは失敗しないように気を付けたいと思います。