梅雨の晴れ間に初めて土壌消毒剤(バスアミド)の散布を行いました。
連日の雨でなかなか作業ができませんでしたが、雨のおかげで土壌の水分値は高く、土壌消毒が効果的と言われる環境で作業ができました。
土壌消毒とは、畑に薬剤を散布しその上をビニールで覆うことにより、土壌中の菌を死滅させることです。土壌菌が原因とされる病気が発生した際の対策として行うことが多いものです。
今回消毒をする圃場では月末に春ネギの定植を予定しているのですが、前作で黒腐菌核病が発生していた圃場だったので、土壌消毒は必須と思い初挑戦に至りました。
方法はシンプルに薬剤散布⇒耕うん⇒ビニール被服です。
(土壌消毒の様子)
実際に作業してみた感想は、薬剤の散布自体は器具を使って撒くだけなので簡単ですが、ビニールの被服作業が手間と時間がかかって骨が折れますね。このビニール被服作業がラクできればもっと気軽に土壌消毒ができるのに・・・と考えながら、鍬を使ってビニールを埋めていました。何かいい方法があればいいのですが。
それと余談ですが、作業中いきなり小学生に大声で呼ばれて「ここにドジョウはいるの??」と聞かれてビックリしました。別に最近の小学生はドジョウが畑にいると思っているのでしょうか。とりあえず田んぼに行くように勧めておきました。土壌消毒中にドジョウについて聞かれるとか、頭が混乱してきそうです(笑)
それにしても土壌消毒剤って高いですね(汗)。被覆用のビニールも高いですし、1反土壌消毒するだけでも数万円かかってしまいました・・・。
手間もかかるしお金もかかる作業ですが、果たしてこれから効果を実感できるのでしょうか。今後どうなるか楽しみです。