27日から3日間ほど、研修農場に強風が吹き荒れていました。27日は自由登校だったため学校には行かず、28日に学校へ行ってみたのですが、そこで強風による被害を目の当たりにしました。
28日の朝に露地圃場の様子を見てみると、数本のカボチャ、トウモロコシの茎が折れていました。
最初見た時は、動物が食い荒らしたのかと思ったのですが、足跡などの痕跡も見当たらないので何かおかしいなと思い、他の研修生に聞いてみたところ、前日の強風でみんな野菜に被害が出ているとのことでした。
たしかに風が強いなあと思っていたのですが、まさか強風でこんな被害が出るとは思いませんでした。
被害状況についてですが、まず、トウモロコシが数本倒れてしまいました。また、雄花が風で飛ばされてしまっています。
(茎の途中が折れたトウモロコシ)
(上から見た茎の折れたトウモロコシ)
次にカボチャですが、カボチャは定植した6本のうち4本が風で根元から折れてしまいました。
後から先生に聞いてみると、カボチャやスイカなどのツルが長い植物は風に弱いそうです。知りませんでした。
対策として風よけを作ると良いと言われたので、肥料袋をカボチャに被せて簡易的な風よけを設置しました。また、棒や杭でツルを固定すれば風の影響を受けにくくなるそうです。次回試してみようと思います。
最後にクウシンサイですが、こちらは強風による熱風で葉先が焼けて黒ずんでしまいました。
(葉先が黒く焼けたクウシンサイ)
ほとんどの株の葉先が黒ずんでいたので、何か病気に感染したのかと思い焦りましたが、先生に診断してもらったところ、熱風により葉が焼けたのだろうということでした。
熱風で葉が焼けるなんて知りませんでした。強風は熱まで運んでくるのですね。勉強になりました。
ちなみに露地に定植していたナスは、枝を支柱にヒモで誘引していたため、側枝が一本折れた程度の被害で済みました。誘引には強風対策としても役立つようです。
今回の一件で強風の恐ろしさを知りました。今後、露地で栽培する際は強風対策が必要ですね。日々勉強です。
コメント
天候に左右されると、収支も変わりますから、ハウスで出来るものはハウス栽培の方がいいかもですね〜(・∀・)
そのとおりですね!ただ、ハウスも強風で飛ばされることもあるようなので、いずれにしろ強風対策は必要になりそうです。