【千葉県立農業大学校】ビニールハウスの組み立て研修を行いました

連日35℃超えの猛暑が続く中、学校の実習の一環として、農業用ビニールハウスの組み立て研修が行われました。

この実習は、実際にビニールハウスを建てることを講師から学び、就農した際に自分でビニールハウスを建てることができるようになることを目的としています。

ビニールハウスの建設には、資材費と組み立てに伴う人件費がかかりますが、この人件費が意外と高額になります。このため、この研修を通じて建て方を覚えて自分で建てることにより、人件費分を節約しようということです。

さて、実際の研修についてですが、猛暑の中、地獄の研修となりました。

建設現場に到着すると、太陽がカンカン照りで異常な暑さを呈しています。これはヤバそうです。

まず、ビニールハウス用の鉄パイプなどを建設現場に運び込んでいきます。地下足袋を履いていたのですが、まず、畑の土を踏むと足の裏が異様に熱いです。土の温度が高くなって薄い履物だと温度が伝わってきます。

作業は工具を使って鉄パイプ等の鉄骨を組み立てていくのですが、とにかく暑い、暑すぎます。1時間ごとの休憩では倒れそうなので、30分ごとに休憩をとらないとやってられないような暑さです。

また、講師から「鉄パイプ取ってくれ」と言われて、炎天下に置いてあった鉄パイプを持ってみると

「熱っっ!!」

と掴んだ瞬間あまりの熱さに叫んで飛び跳ねてしまいました。

鉄パイプが太陽熱で尋常じゃない熱さになっていました。卵焼きが余裕で焼けそうです。

そんなこんなでハードな研修でしたが、講師の方が丁寧に組み立ての手順を教えてくれて、無事に完成しました。


(完成したビニールハウス)

工具をそろえれば自分でも建てることができそうです。

昔の農家は、みんな自分でビニールハウスを建てていたようです。少々見栄えが悪くても、初期投資は節約したいですから、自分で建てることを考えていきたいですね。

ただし、こんな真夏の暑い時期に建てるのは無いですね(笑)

自分でやるなら春か秋の陽気の良い時期を選んでやりたいと思います。