農地探しと耕作放棄地の再生について

現在、私の実家では柏市で畑を約1ha耕作していますが、将来的には畑を3ha規模くらいに拡大していきたいと考えています。

規模を拡大するためには、近隣の農地を借りなければなりません。そこで柏市周辺の農地事情についてインターネットで調べて実際に行ってみました。

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まずはインターネットで情報収集

今回農地を調べるにあたって使用したサイトは以下の2つです。

農地の窓口

遊休農地(耕作放棄地)を検索することができます。このサイトを利用すれば近隣の借りられる可能性のある農地を無料で調べることができます。

農地の窓口(外部サイト)

全国農地ナビ

農地台帳に登録されている農地の情報を無料で閲覧することができます。
このサイトを使えば、農地の場所、面積、その他の農地の詳細情報を地図で確認することができます。また、指定された農地の所有者が他に所有している農地を確認することも可能です。

全国農地ナビ(外部サイト)

インターネットで農地を探してみた結果

先日、父と経営規模拡大について話をしたときに「条件の良い農地はすでに借りられているから、今から良い農地を探すのは難しいだろう」と言われました。私もそのとおりだと思っていましたので、農地探しは一筋縄ではいかないと考えていましたが、調べた結果はまさにそのとおりでした。

まず、周辺農地の面積ですが一筆の広い農地がほとんどありません。

どの農地も住宅に分断されていたり、一見広い畑に見える場所でも所有者が複数に分かれていて細かく分断されています。どこも10a~30a程度の狭い畑がほとんどで生産性は高くなさそうです。

特に遊休農地(耕作放棄地)はその傾向が顕著に表れており、さらに道が細くて機械が入りにくいような場所ばかりです。

生産性の高い一筆の広い農地は、すでに他の農家が耕作している状況です。なかなか都合良くはいきませんね。

ただ、調べている中でひとつ気になる農地がありました。

実家が耕作している50aの畑があるのですが、その畑のすぐ近くに遊休農地が3区画ほどありました。地図で見てみるとまとまった広さがあり、全部合わせると約1.2haの面積になります。

もともと耕作している畑から近く、まとまった広さがあるので「ここを借りられれば生産性の高い農業ができる!」と思い、まずは現地視察に行くことにしました。

実際に現地で確認してみた

現地に着いて畑を確認してみると、畑はとんでもない状態でした。

草が生い茂って完全に耕作放棄地になっているっ!!

これはひどい状態ですね。しかも他の区画は樹木まで生えていました。一旦耕作放棄地になると再生することは難しいと聞いてはいましたが、これを見ると再生はかなり難しいのでは・・・と思ってしまいました。

しかし、まとまった広さがある畑はこの近辺にはそうそうありません。この耕作放棄地を再生して畑にすることができれば、農地の問題は解決できると思いました。

耕作放棄地の再生について考える

耕作放棄地の再生作業ですが、ざっくりまとめる以下のとおりです。

① 草木の除去
② 根・地下茎の除去
③ 耕起・整地等
④ 排水・灌漑工事

1haの面積をやるとなったら、とんでもないお金と時間がかかりそうですね・・・。

自己資金でやるのは無理そうなので、補助金がないか調べてみました。どうやら国と県の両方で補助金制度があるようです。

農林水産省 荒廃農地の発生防止・解消等(外部サイト)

千葉県 耕作放棄地対策(外部サイト)

補助金の内容を要約すると以下の項目について、補助金の対象になるようです。

① 耕作放棄地の再生費用・土づくり費用(75,000円/10aまたは事業費の3/4+α)
② 再生した農地に特定の品目を作付(25,000円/10a)
③ 用排水路、農道、暗渠排水などの整備(事業費の1/2または25,000円/10a)
④ 農業機械・施設の整備(事業費の1/2)
⑤ 体験農園・加工品開発の設立補助(事業費の1/2または定額)

こうして見ると、かなり手厚い制度に見えます。国も年々増加する耕作放棄地対策に力を入れているということでしょうか。

実際に補助金を受けて耕作放棄地を再生することにより、収支が取れるかどうかはわかりませんが、非常に興味深いですね。耕作放棄地の再生は社会貢献の側面もありますので、事業の拡大と合わせてできれば素晴らしい取り組みになりそうです。

今度、千葉県の農業事務所へ相談に行く予定にしているので、そのときに耕作放棄地の再生についても相談してみようと思います。

困難な取り組みになると思いますが、実現が可能そうであれば積極的に挑戦していきたいと思います。

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