今日は自分の露地圃場にネギを定植しました。失敗の連続でとてもじゃないですが、うまくいったとは言えない内容でした・・・。
まず、ネギを定植するためには溝が必要ですので、管理機を使って溝を切ります。
今回使用した機械はこれです。
古い機械のようでパワーはあるのですが、いかんせん重くて使い辛い機械でした。そこは仕方ないのですが、使い方をロクに確認せずに使ったのが失敗でした。
この管理機のクラッチは少し特殊な構造で、クラッチ入れると金具で固定されてクラッチが入りっぱなしになります。
クラッチを切るには金具のトリガーを引かなければならないのですが、それを知らずにエンジンをかけて動かしたため、走り出して止まらなくなってしまいました。
しかも間が悪いことに横から作業車が走ってきて、危うく衝突しそうになりましたが、一緒に居た先生がクラッチを解除してくれたため大事には至りませんでした。
正直かなりヒヤリとしました。
使い方を確認せずに機械を動かすのは大変危険だということを身をもって知りました。この件については猛省しなければなりません。今後、機械を使用する際には必ず操作方法を確認してから使用するようにします。
また、機械を使用する際は2人で作業するという点も大切ですね。今回はそれで助かりましたので、今後も機械を使う際は、なるべく2人でいる時にしようと思います。
さて、気を取り直して溝を掘りました。
(溝を掘った畑)
この溝に『ひっぱりくん』という苗の定植機を使用して、ネギの苗を定植していきます。
(ネギ定植機『ひっぱりくん』)
ひっぱりくんを使用する前に苗の下準備をします。ひっぱりくんを使用する場合は、ペーパーセルという網目状のセルポットを使用してネギの苗を育苗します。
(ペーパーセル)
(育苗したネギのペーパーセル苗)
ただし、このままひっぱりくんを使用するとネギ苗の葉が絡まってしまうため、ネギ苗の葉をカットします。
(葉をカットしたネギ苗)
さて、カットしたネギ苗をひっぱりくんで定植します。
・・・あれ?うまく定植できない・・・??
通常であればネギ苗が直立した状態で溝に植えていけるハズですが、私がやってみると苗が倒れてしまいました。
理由がわからなかったので、仕方なく手で手直しして苗を立てました。これじゃ定植機を使った意味が無いですね。無駄に時間が掛かってしまいました。
(定植後の畑の様子)
後から先生に聞いてみたところ、どうやらネギ苗の葉のカットが足りなかったため、苗が長すぎたために倒れてしまったようです。大失敗です。
まだ、ネギ苗が1箱あったので、次は更に短くカットして定植することにしました。先生のアドバイスでは、苗がタバコの長さくらいになると良いとのことでしたので、やってみました。
(さらにカットしたネギ苗)
「よし!これで今度は大丈夫だ!やってみよう!」と思った直後、またしてもトラブルが発生してしまいました。
切った葉を取り除いていたら、誤って苗をひっくり返してしまいました・・・。あわてて元に戻しましたが、ネギの苗が折れてしまいました。ショックです・・・。
ただ、まだ苗は生きているようだったので、復活することを祈って苗の定植はしばらく保留となりました。
なんだか今回はトラブルの連続で疲れてしまいました。
しかし、失敗は成功の元とも言いますから、これを教訓にして次回はうまくやりたいと思います。
しばらく雨が続くようなので、来週晴れたところでリベンジしたいと思います。
コメント
講義での失敗でよかったですね。
これが、本業でのネギの栽培での失敗でしたら、大損ですよ..w
失敗できるのは今のうちだけなので、どんどん失敗してみようと思います(笑)