夏はとんでもない勢いで雑草が伸びてきています。
最近忙しくて学校の畑も草が伸び放題になってしまっていますので、いい加減除草しなければなりません。
猛烈な暑さの中、丸一日草むしりをして、なんとか草の無いキレイな状態に戻すことができました。
(除草後の畑の様子)
草は小さいうちに処理するのが良いと身に染みて感じました。草が大きくなってしまうと駆除するのは一苦労です。
今回は手で草をむしったのですが、丁度この日に除草剤の授業があったので、次回は除草剤を使用してみたいと思います。
除草剤の授業ですが、2種類の除草剤(ラウンドアップ・バスタ)の違いについてと発芽抑制剤(ゴーゴーサン)について説明がありました。
ラウンドアップは薬剤が茎葉にかかったら根まで浸透して根こそぎ枯らす強力な除草剤です。強力な反面、誤って作物にかかって枯らしてしまう恐れがあります。
一方、バスタは薬剤がかかった部分のみ枯れる除草剤でラウンドアップ程の効果はありませんが、作物にかかっても被害が少ないため、作物の近くで使いやすいといったメリットがあります。
このように除草剤は種類によって一長一短なので、使い分けが重要です。
また、発芽抑制剤は土に散布することにより種が発芽しないようにするものです。うまく使えば除草の手間が省けますが、目的作物に悪影響を及ぼす可能性もあるため、使用には注意が必要です。
さて、実際に授業で散布してみました。授業ではラウンドアップとバスタを別々に散布して、草の枯れ方の違いを観察します。
(散布の様子)
先生曰く、ラウンドアップは根こそぎ枯らすが枯れるまで2週間ほどかかるそうです。一方バスタはラウンドアップより早く枯れるが、薬剤がかかった部分しか枯れないとのことです。
これからしばらく様子を観察していきたいと思います。