近所の小学生がねぎの収穫に来てくれました。
この畑のねぎは生育が著しく悪く、本来であれば収穫せず土に還してしまうような物なのですが、今回、富勢小学校の5年生の生徒たちが授業の一環で規格外のねぎの活用方法を考えてくれました。
生徒たちは自分たちで農家やスーパーへ足を運び、野菜の値段や形、大きさなどを調査して、今回収穫した規格外のねぎを販売するには、どのような形、価格にしたら良いかを一生懸命考えていました。
そして実際に畑に来て収穫作業をしてもらい、ねぎの作り方や収穫方法について知ってもらいました。
みんなで数を競い合うように次々とネギを引き抜いていき、中には引き抜く際に勢い余って尻もちをつく生徒もたくさんいました。
土まみれになりながらも笑顔でねぎを収穫をする生徒たちの姿を見て、こんな悪いねぎでも子供たちを笑顔にする力があるのだと思い、少し感動しました。
今回収穫したねぎは、2月26日(水)11時から富勢小学校で行われる直売会にて販売される予定です。
葉っぱが枯れているため見た目は悪いですが、白身の部分はしっかりしていて太さもあります。
味も真冬の寒さで甘味が乗っていて、一番美味しい季節になります。
お時間のある方は、是非、直売会に足を運んでいただければと思います。
子供たちが今回の授業で考えた結果、どのような販売会になるのか、私もとても楽しみにしています。



