【千葉県立農業大学校】ネギのペーパーセル定植と手植えの生育比較調査

前回失敗の連続であったネギの定植ですが、前回に続き再度定植を行いました。

先日ネギの苗をひっくり返して苗が折れてしまいましたが、数日で復活しました!先生からネギは強いから少々乱暴に扱っても大丈夫と聞いていましたが、完全復活したのでビックリです。

さて、今回定植するのは夏扇4号という品種です。

 
(夏扇4号)

今回の実習では、研究テーマとして、ネギのひっぱりくんを用いたペーパーセル定植と、手植えでは生育にどのような差があるかを調査していきます。

一般論として、ペーパーセルを使用すると紙が土中に残りネギの根元を覆ってしまうため、手植えと比較して生育が遅く少しネギが曲がると言われています。

また、ひっぱりくんを使用した定植は、ネギの苗をタバコくらいの長さにカットする必要があるため、葉が切れることにより生育が遅れる可能性があります。

一方、手植えは定植作業の際に根が切断されてしまうため、断根により生育が遅れる可能性があります。


(ペーパーセル定植のネギ)


(手植え定植のネギ)

見栄えはペーパーセル定植の方がきれいですね。手植え定植はバランスが悪く、少し傾いています。しかし、定植の2日後にはしっかり定着してバランスが良くなっていました。


(定植2日後の手植えのネギ)

共に一長一短の定植条件のため、今後じっくり観察していきたいと思います。

コメント

  1. じゅんちゃんファーム より:

    ネギ復活したみたいで、よかったですね。
    ためになる事ばかりで勉強になります(^^)
    僕は、白ネギではなく、分けぎネギの栽培をしております^ ^

    • 後藤 貴一 より:

      学校でもわけぎを栽培しています。食べたことはないので今度食べてみたいと思います。